ロシア杯男女フリー放送。その1。

うすら寒い曇天の一日。
午後からショッピングと畑仕事。
間引きした春菊の葉は、生で食べても臭みが少なく
サラダにできるほどだ。おいしい。

今日は早めに帰宅してテレ朝のフィギュアスケート放送に間に合った。
ざっと感想などを。

ジョニー君はジャンプ不調で女子並みだったが
しなやかな美しさも女子以上だった。
衣装といい、動きといい、ジョニー君らしくてうっとり。

小塚君はジュニア時代、プルシェンコに憧れてたのか。意外であった。
フリーはギターの曲にのって、端正で優等生的なアメリカンっぽい滑り。
失敗はしたものの、先シーズンに続きクワドに挑戦したのもエライし
全体にきちんと綺麗にまとまっていてよかった。
ただ、曲がジミヘンだけに端正さプラス、主張する個性がほしいところ。

そしてそしてそして、まってました!プルシェンコ
登場した姿を見て「ずいぶんオジサン体型になったね」と暴言を吐くが
4−3、3Aと跳ぶと、かーちゃん一気にテンションがあがる。
「すごいわ〜。簡単に決めるもんねぇ〜」
タンゴの曲にのって次々にジャンプを小気味よく決めながら、
独特のアピールと表現をしていくにつれ、
かーちゃんと私で笑いを含めたコーフン状態になり
最後のガッツポーズで拍手喝采

もう、点数なんてどうでもいい。
ジェーニャ。あんたはスゴイ!!!
3年ぶりに試合で滑るのを見て、なんで自分がジェーニャが好きなのか
なんで男子シングルが好きだったのかを思い出した気がする。

勿論、PCSのスコアにあるように
今の基準では最高レベルの評価とされない演技ではあるのだろうし
そしてそれは正しいのだろう。
そうでなければジェーニャのいない3年間のフィギュアスケートの流れを
否定することになってしまう。
ジャッジの意地もあるだろうし。

でも、今日のジェーニャを見て
今の男子シングルは、取りこぼしとか、どの技の評価がどうとか、
細かいことにとらわれて、演技のスケールを小さくしているのではないかと
強く感じた。

いや〜久しぶりにフィギュアスケートで興奮した。
「役者が違うねぇ〜」とかーちゃんは言ったが
やっぱりジェーニャには、数字に出来ない何かがある。

     ↓につづく