GPファイナル・二日目 その2

<a href=http://www.isufs.org/results/gpf0506/SEG004.HTM>女子フリー</a> <a href=http://www.isufs.org/results/gpf0506/CAT002RS.HTM>最終結果</a>
1位浅田真央、2位スルツカヤ、3位中野友加里
もしかすると、とは思っていたがとうとうやったか。
すごいな真央ちゃんは。

ただ、演技はSPのカルメンのほうがよかったような。
フリーはトリプルアクセル含め、ジャンプはノーミスできめまくったが
スピンは遅いし、ジャンプ以外の部分では全体にのっぺり
滑ってしまったような印象。
もう少し抑揚つけられるようになってほしい。
プログラムもカルメンの方が私は好きだ。
フリーのくるみ割りは今の彼女には子供っぽすぎる。

スルツカヤは、技術点の稼げる技でたたみかけてはいるものの
全体にばたばたしてて彼女の欠点がでちゃってたな。
これではPCSで8点台が出なかったのも納得。

今勢いがある中野ゆかりちゃんはなかなかよかった。
本人はSPに引き続き点数に不満があったように見受けられたが
今回のフリーの得点はそこそこ妥当だと思われる。
まだ演技に雑味があるし。

安藤美姫ちゃんは・・・・気の毒だったな。
表情が引きつっていて、ヘンに力んでいて
こういう精神状態ではいい演技なんて出来ないだろうと思ってたら
案の定3度もコケてしまった。
真央ちゃんには負けたくないとか、
五輪と結びつけて宣伝しているスポンサーがらみで
五輪代表を決めなくてはならない、早く決めて楽になりたいという焦燥とか
妙な強迫観念で自分を追い込んでしまったんだろうか。(勝手な憶測だが)
失うものも守らなくてはならないものもなく
のびのび滑っている真央ちゃんと
器以上に多くのものを背負わされてしまっている彼女と
実に好対照であった。

シズニーは昨日よりは好印象。
彼女の演技はムラがあるね。
上手に出来ているところと、ぎこちない部分と
妙なバランスの演技だ。
今よりは将来に期待したい。

ここで面白くなってくるのが日本女子の五輪代表争い。
そして真央ちゃん。
年齢制限で出られないというが、なんとかならんのかね。
若いから次のオリンピックで、などといってるが
4年後どうなってるかなんて誰にもわかんないんだし
今、勢いのあるうちにぜひトリノ五輪に出してやりたい。

ホントになんとかならんものか。