グリゴロービッチ版「海賊」

やっと今回は眠らずにグリゴロービッチ版「海賊」を見た。
いかにもボリショイバレエらしく、アクロバティックで躍動感あふれていたが、
なんかグリゴロービッチが振付けるとスパルタクスやイワン雷帝と似ちゃうんだよね。
戦闘シーンがあると、どうしてもああなっちゃうのか。
キャストも含めて悪くはなかったが、私の期待する「海賊」ではなかったかも。

メドーラ役のグラチョーワはなかなか良かったと思うが、ヴェトロフがやった例の有名なアリのソロ。
私が今まで見た野性的なしなやかさのルジマトフや、驚異的なバネを見せつけたア・コスタ、
はじけるようなアンヘル・コレーラのアリと比べてしまうと、かなり物足りなさを感じた。

さて、ロナウド君の話だが、↓のビエリのコメントはガセネタだったようだ。
マスコミもバカ野郎だが、いちいち振り回されてる私はさらに大バカだな。
こういうバカがいるからマスコミがつけあがるんだよ。

それにしてもロナウド君。
結局レアルにはいらないと判断され、インテルに残留したところで飼い殺し。
本当に気の毒〜。これからどうなっちゃうんだろ？
でも、同情はしないぞ。
ジェーニャと違ってロナウド君はプロだ。
プロは自分の行動に責任があるし、どういう事情があろうと結果的にロナウド君は
自分の身の振り方を賭けた争いに負けた。
プロなら負けた責任と失った信用は、自分で取り返さなきゃな。

ヒーローから悪役か。
悪役結構。カッコいいじゃないか。
両方演じられる人生なんて、それほどないぞ。
悲運のヒーロー役から、デビルマンにすべてを捨てて戦いを挑まれそうな「裏切り者」の役。
インテルにいる限り、ロクな役回りしか回ってこないようだが、
どうせ変えられない運命なら笑顔でやってくれ。
http://thekingronaldinho.free.fr/pas_jeu/life254.jpg
そうそう。笑顔♪
かわいいぞー。かわいいけど、どう見ても水子地蔵･･･。
夜の得点王はいいけど、そっちのほうも気をつけようね。って、何の心配してるんだよ。