アイスダンスとわたしの妙な好み?!

きのうの夜はなかなか寝付けなかったので、オリンピックのアイスダンスの最終グループの演技のみを
ビデオで見た。
なぜアイスダンスかというと、これが一番オリンピック当時のいらだちを再現せずに、
終わったあとも安眠できそうだからだ。

オリンピック開催中は、あくまでグランプリシリーズなどで見たプログラム中心に
出来不出来などをうんぬんしていたような気がする。
だが、こうして時間をおいてみると、それぞれの演技にまた違った印象を受ける。
グランプリシリーズ中、一度も演技を披露していなかったロバチェバ&アベルブフの演技が
実は一番私ごのみの演技をしていたことが判明。
あのときそれほどいいとは思わなかったのは、
どうも彼らのプログラムを見慣れていなかったせいらしい。

オリジナルダンスでの最後のストレートラインでアベルブフがスパッと両手をあげる仕草にうっとりし
そこだけを何回も巻き戻してみる。
そして、フリーではお気に入り「アベルブフの反則アクセルジャンプ」をまた何度か巻き戻して見る。
プログラム全体を巻き戻すならともかく、こんなにピンポイントにこだわったら、
ヘッドに負担が掛りすぎてビデオがブッ壊れるぞ、ってな勢い。
どうも私は今回、アベルブフに惚れたようだ。

ジェーニャといい、彼といい、私はロシア人のカッコ悪い髪形の男に弱いんだろうか。
そういえばアイスダンスで私が気になる男性といえば、ゴンチャロフ、サフノフスキーと
みごとにロン毛でヘンな髪型ぞろいだ。
そろって生え際がアブナイあたりも、ハゲ嫌悪症(←セクハラ)の私には非常にスリリングでたまらん。

うむむ・・・。たしかに、今改めて考えてみると、私は正統派の美男より、才能がありながらも
どこか異様な部分をもった人に惹かれる傾向にある。