2001世界ジュニア

結構前に録画しておいてそのまま見ていなかった世界ジュニアの男子シングルを見た。
いちばん印象に残ったのは、優勝したアメリカのジョニー・ウィアー君当時16歳。
印象に残るのも当然といえば当然か。だからこそ優勝したのだろうから。

世界の強豪が集まるGWGのSPで堂々ショウ・ストッパーになった時から目をつけていたのだが、
やはり彼のノーブルさ、典雅さはここでも私をひきつけずにはおかなかった。
中世的な、ちょっと女々しいといえなくもないが、それも個性にまで高めていれば立派なもんだ。
変声期前の少年とも少女とも付かないこの子の個性が、変声期後、どう変化するか
非常にたのしみ。

NHK杯の時、そのさわやかさで日本の女の子のハートを捉えたカナダの19歳、バトル君も出ていた。
その当時、ジェーニャと同い年とは思えないさわやかさと笑顔はよかったが、彼の演技には
特別心をうごかされなかった覚えがある。
しかし、やはりジュニアの中ではさすがに彼も抜きん出ていた。

余談だが、そこでもジェーニャの話題が少々出ていた。
ロシア選手に話が及んだ時、「ある年のこの大会で、優れたロシア選手が全て予選落ちした
ことがあったのだが、その時優勝したのがプルシェンコ」だとさ。
どういう意味だよ!
ジェーニャ、城田ジャッジのみならず藤森ジャッジにも嫌われてるか。
こうも玄人筋に嫌われるってのもファンとしてはつらいもんだ。

「ジェーニャファンとはいばらの道」
メル友の言葉が思い出される。