作戦・・・・・・。

いよいよグランプリシリーズロシア大会。
さんざん、じらしにじらされたフリー新プログラム。その神秘のヴェールを剥ぐということで
非常に楽しみ・・・・だった。
未だに披露されない理由がプログラムが仕上がっていないだけではないと知るまでは。

コーチによれば、ライバルたちの新プログラムを見るまで手の内を見せないという作戦
がそこにはあるらしい。
「仕上がっていない」というより、ライバルたちのそれを見て「仕上げる」ってことか。
いつもジェーニャはシーズンの早い時期に新プログラムを披露してライバルたちが、という
構図と逆パターンの作戦を取るということね。

それはそれでいいのだが、問題はライバルたちの新プログラムを見てどう調整したか。
それが恐怖の根源だったりする。
だってジェーニャの調整ってほかの選手とは一味違った、とんでもないヒネリを入れる
でしょ〜。
またひと泡吹かされるのだろうか。ボレロの時のように。
あぁ、何やっちゃってるんだろ。見るのがコワイ。

新プログラムの内容についてもミーシンコーチのHPで言及されてた。
タイトルは今のところ「some pages from an actor's life」と呼んでいるらしい。
ある役者の人生の悲喜こもごもって所だろうか。
そう聞くと私は安易にチャップリンなどを思い浮かべてしまう。
いずれにせよ、笑いあり悲劇ありでたくさんの要素が盛り込まれたプログラムらしい。
というこは、また曲の使い方が「つぎはぎ」状態?
いや、つぎはぎでもいいんだけどね。一貫性さえあれば。

泣いても笑っても今回初披露。いい演技を見せておくれ〜。