男女フリーテレビ放送

日光のいろは坂が紅葉の見ごろを迎え
高速だけでなく、南からきた観光客の通り道と思われる国道も
いつもより混雑していた。

さっき男女フリーのテレビ放送録画をざっとチェックし終えた。
織田くんのフリー、チャップリン
キャラに似合ってよかった。
自身が悲喜劇パターンの持ち主だからな(笑)
もう少し滑り込めば、もう少し笑わせることができるはず。

ジュベールはもうプログラムとか表現とかどうでもいい。
豪快に4回転ジャンプを決め、笑わせてくれれば。
その点で今回ジャンプが決まらず残念だ。

リッポンを彼と意識してみるのは今回が初めてだと思う。
タイプとしてはジョニー君系か?

SPのダサさが嘘のように端正な衣装のベルネルは
前半好調だっただけに、後半のジャンプミスが惜しまれる。
やはりクワドは跳び損なのかと、クワド跳びの悲哀を感じた。

つづいて女子。
コストナーはフリーでもジャンプが決まらず。
でもステップは上手くなってたかな。
SPでは成長をみせたザンもフリーだとまだ子どもっぽさが抜けず
こなしてる感が。
古きよきアメリカ的プログラムのGILLESは初めて見た。
かわいらしいが、どこか垢抜けない身のこなし。

中野友加里ちゃんの火の鳥
いつもながら、はつらつとしていてとてもよかった。
スピンが彼女の躍動感をプログラムに吹き込む武器になってるようだ。

真央ちゃんの「鐘」は最初見たときよりは
ずっとプログラムを表現できていたと思う。
でも、まだ重厚な曲に見合うほどの迫力が出せてない。

一方、キム・ヨナは自信に満ちた女王然とした雰囲気を漂わせ
SPとは違った端正なプログラムで見事に演じ分けていた。

正当かどうかは別として
評価というのは、試合ごとに演技が安定してくると上がってゆき
不安定だとどうしても伸びてこない傾向にある。
フリーで崩れるパターンを克服し
ミスをも忘れさせるオーラをただよわせたヨナちゃんと
前シーズンにつづいて今にも失敗するのではないかと
演技中、不安を抱かせる真央ちゃんとでは
やはり評価が違ってきてしまうのだろう。

初戦でのライバル対決は
順位ではなく、評価として大きく差を広げる結果に終わったが
まだシーズン序盤。
今の調子を維持するのも、今の不調を打破するのも
どちらも至難の業だろう。

次こそはいい戦いを見せて欲しい。