寒い春の一日。

ここのところの温かさになれていた体に
今日の寒さは身にしみた。

録画しておいたワールド男子のフジライブ放送をざっとチェックした。

ベルネルはもうほとんどのジャンプがまともに決まらないという状態。
残念というより唖然。
優勝争いの候補として初めて最終グループで滑るプレッシャーは
すさまじかったのだろうなぁ。

ジョニー君は5位という順位よりはいい印象だった。
両足ではあるものクワドに挑んだしコンボ含んだ3Aも2度入ったし。

高橋大輔は一発目のクワドはよかったのだが・・・
かなり緊張したのだろう。
本人のコメントどおり体が動いていなかった。
ただでさえしんどいプロがさらにしんどく見えた。

ワールドに強いランビエールも今回ばかりは調子を合わせられなかったようだ。
もうジャンプを飛べる感覚がずれてしまってるかんじ。
このフラメンコのプログラムは彼のマスターピースでありながら
王者から陥落、表彰台落ち、と悲しいドラマを演じつづけている。
なんとなくヤグのグラディエーターを思い起こさせた。

で、ジュベール
クワド一発、さらに3A単発、物足りないコンボという
かなり押さえた内容でとりあえず大きなミスなしの演技。
この時点であたかも優勝、連覇を決めたような雄叫びをあげて
解説もそういったコメントを並べていた。

しかし、そのあとの展開には笑わせてもらった。
勝利を確信したコーフン振りから一転。
このあとのバトルの優勝でカメラに悄然愕然とした顔を抜かれる(笑)
まるでコメディだ。

バトルくんは、ただ一人ミスのない演技。
そしてただ一人クワドのはいらない演技ではあったが
それ以外のジャンプは全て他のどの選手より充実した内容で決めていたので
この内容なら彼が優勝で妥当だと思う。
美しいスケートと高い芸術性がつたわるいい演技だった。

しかし、そのあとにこんな記事がヤフーのトピックに流れた。
<a href=http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=m20080324-024&e=figure_skating>『男子フィギュアに4回転論争』</a>

ジュベール〜(笑)
彼の負けっぷりの悪さは今始まったことじゃないけどさ。
もちろん彼のコメントには一理あるが
立場上なんでも正直に言えばいいってものでもないだろ。