泣けた。シカゴトリビューン誌の記事

シカゴトリビューン誌のジェーニャに関する記事を読んだ。
見出しは「Not the smoothest of rides」
ジェーニャがいかに困難を克服してここまで上りつめたか、という内容だったが、
あまりの健気さに涙と鼻水が止まらなかった。 きったねぇ。

たったの11歳で両親のもとを遠く離れ、ひとりミーシンコーチの門下生となったが、
グループの仲間とさえもうちとけられず、一人孤立していたという。
”I'll didn't have a choice to quit.I'll always wanted to help my parents financially.
I am tring to forget this time in my life”
すごいよなぁ。こんな立派な志の19歳なんて日本じゃ戦後までさかのぼらないと
存在しないのではないか?
たしかにこういう環境から這い上がってきたことが今の彼のたぐい稀な強い精神を作り上げたのだろう。
こういう環境からのたたき上げの人間だ。
歳相応のかわいげや、さわやかさなど期待するべくもない。←ゴメンよ、ジェーニャ

しかし、やっぱりヤグびいきのiskater.comのボードは思ったとおりケチをつけた。
「そんなお涙頂戴のストーリーはジェーニャに限らず、ヤグ含めロシア選手全員に共通するものだ。
これは単なるオリンピック前のメディア戦略に過ぎない」

たしかにそういう側面もあるかもな。
でも、あれだけ不当かつ執拗なバッシングを受けたのだから、このくらいの演出は許されると私は思う。

話は変わるが、例のスイスのショーでカルメンのほかに「I will survive」を披露したという。
もしかするとこれがオリンピックでのEXになるのだろうか?
私としてはべつにSEXBOMBでも構わないのだが(個人的には飽きたけど)、北米で「ばかげた行為」と
あれだけバッシングされた後なので、もしこれに変えてくるならそれはそれでいい決断かもね。

しかし、SEXBOMBをソルトレイクで強行したら、一体どうなるだろう?
服をつぎつぎ脱ぎ捨ててパンツ一丁で腰を振るEXというのはやっぱり、モルモン教の神様がさぞや・・・・
ビックリなさるだろう(笑)
かなり罰当たりな想像だ。