ユーロ、当然のごとくヤグ優勝だが・・・

ユーロはヤグが優勝したようだ。まぁ、当然といえば当然。驚きゃしない。が・・・
SPが滑走順がもっと遅ければフルマークを叩き出せそうな出来だったのに対し、
フリーのほうはジャンプミスが続き、なんとほぼノーミスのABTと6−3でジャッジが分かれたそうな。

実際このヤグのフリーMITIMは、ミスが重なっても芸術点で絶対的に圧倒するプログラム
ではないもんな。
駄作とは言わないが、winterやグラディエーターのようなマスターピースでない事は確か。

ヤグには悪いが、ジェーニャが欠場のこの大会でせめてフリーだけは、決定的にジャッジへの印象を
さらにあげる結果にならなかった事に妙にホッとしてしまったよ。

ということは、前向きに考えればジェーニャの「カルメン」がまともでさえあれば勝機はあるって
ことだろう。
ミーシンコーチが発した「哲学的なプログラム」という言葉が不安を煽るが、とりあえず
特別傑作でなくても、まともなプログラムに仕上がることを祈るのみ。
うん。希望が出てきた。

しかし、めざすは「まとも」って・・・
なんかすごいチームだよな。ミーシンチーム(笑)
チャンピオンチームとは思えない低レベルな悩み。